[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
映画サービスデイでしたので2本ほど観てきた。
「D-WARS」
この映画、原題がD-WARになってるんだけど、なんでS付けたのでしょ?
それはとにかく、モンスターいっぱい出てきたけど、モンスターのデザインはカッコいいけど、
なんかすごくグダグダでした。
ストーリーがすごく適当で、場当たり的だし、登場人物も頭が悪いとしか思えない。
演出も大雑把で、LAに人がほとんどいないし、敵が出てくる洞窟(?)もどの辺にあるか
さっぱり分からない。多分LA近郊なんだろうが。採掘場にしか見えないよ!日本の特撮ヒーローかよ?
しかも正義の蛇(イムギと言う)の住む洞窟(だったと思う)を目指してたのに、主人公カップルが
捕まって敵の祭壇(?)に連れて行かれたら、都合よくイムギが助けに来る!
ビルに絡まる巨大な大蛇とか、空を舞う無数のトカゲとか、背中に火器をくっつけたヤツとか
いろいろカッコいい割にそれを活かしきれてない、そんな感じの一本でした。
「トロピックサンダー」
こちらは傑作。笑いどころ、魅せどころいっぱいあるのだけど、
なんつってもロバート・ダウニーJrが一番ヤバくて最高!
まじめにやればやるほど面白い!この人は最近ハズレがホント無いです。
俳優とは、そうまでして演じたい生き物なのか?とツッコミたくなる素晴らしい演技でした。
もちろん主演のベン・スティラーのいつものアホっぷり、ジャック・ブラックの下品さ、
すっかり舎弟になったスティーブ・クーガンの適当さも素晴らしい、の一言。
そして、どうしても言わねばなるまい、トム・クルーズ!どうしたんでしょうね?
前から変なヤツだと知ってはいたし、案外シャレのわかる男だと思っていたが、
まさかお前がそこまでやるか?ハゲ、デブ、放送禁止用語のオンパレード!
辛いことでもあったかなぁ、と心配せずにいられない怪演です。
でも私的にはトムクル史上最高の演技だと感じましたけど。
あとは脇でチラッと嫁さんとか常連組を出しつつトビー・マグワイアとかまで
キャスティングしちゃうベン・スティラー、名実ともにハリウッドの兄貴分なんだなぁ、と。
そんなワケで久しぶりの2本立ては結構疲れたよ!
三国志って大まかな話と主要人物しか知らないのだけど
それくらいの知識でも十分楽しめましたな。
中だるみって聞いてたけどそれも感じなかったし。
そもそもクライマックスまで絶対行かないの分かってて
それでも楽しんだのだから、これは良い出来なのでは、と。
まぁ、part2がどうなってるかで評価は変わるのかも、ですが。
中村獅堂って外国の映画に出てると良く見えるんだよね・・・。
日本の映画では(あまり数見てないが)、えー?て思うのだけど。
監督の技量なのか、本人のモチベーションなのかは、謎。
小喬役の女優さんは美人でしたねぇ。清楚で品のある感じがツボでした。
日本人の女優にはいないなぁ・・・。
あ、やっぱり鳩は飛ぶんですね、ウー監督。
昨日買ったブーツで予想通りの靴ズレできて
足がとっても痛いんだが、
それでも映画館で観る映画はやっぱ良いね!
てなワケで感想
「僕らのミライへ逆回転」
まず初めにその邦題に疑問がある、
つーか、どーにかならんもんかと思うわけですが。
原題でもある「ビー・カインド・リワインド」で問題ないよね?
舞台となるレンタルビデオ屋の名前でもあるわけだし。
これ以外にも邦題のセンスは最近かなりひどいとおもうなあ。
ただ物語の内容は凄く良かった。
映画以外のことにも同じことが言えるのだけど
面白いもの、新しいものを作り出すのは
お金や技術じゃなく
アイディアと情熱なんだなぁ、と。
私の身の回りにはハッピーエンドのラストに
出来過ぎじゃない?って声が多々あったのだけど
あれ以上のラストってあるだろうか?
監督ミシェル・ゴンドリーの映画への愛情をひしひしと感じられる
素晴らしいラストシーンだと思う。
この監督の作品は今まで予告編は面白そうに見えたのに
どうも好きになれない(理由:主人公がナイーブすぎetc)ものが多かったんだが
この作品に関しては私は絶賛肯定しちゃうなぁ。
主役の一人であるジャック・ブラックは今年はかなりの当たり年。
夏公開だった「テネイシャスD」はロックスピリットに満ちた傑作だったし、
もうそろそろ公開となる「トロピック・サンダー」は予告だけで
もう十分すぎるくらい間違いのない作品。
うん、今年はジャック・ブラックの年だわ。
本当は他の映画も見たいと思ってたんだけど、
「僕らの~」があまりに良かったので
1本だけで家に帰ることに。
あ~、にしても足痛いわ~。